青汁にも含まれる「モロヘイヤ」。
夏になるとスーパーや八百屋さんでも販売されているので、
普段料理をする主婦の方は知っているかも知れません。
このモロヘイヤは、普段摂取することが出来ていない健康維持に必要な栄養素が豊富に含まれ、
その栄養素は青汁の三大原料とも言える大麦若葉、明日葉、ケールに引けを取りません。
そこで今回は青汁にも含まれるモロヘイヤについて詳しく見ていきたいと思います。
目次
モロヘイヤは、北アフリカやエジプト原産の野菜です。
1980年代頃から日本でも栽培され毎年約1400出荷されていて、
6月~8月にかけて見かける事が多いと思います。
高温多湿でも育つことから、東京、群馬、沖縄などで栽培されています。
また、他の青汁の原料とは違いとても食べやすく、
おひたしやてんぷら、味噌汁の具など使い勝手の良い野菜でもあります。
そんなモロヘイヤですが、とても栄養素が豊富な野菜であることがわかっております。
古代エジプトでは、クレオパトラが健康や美に良い事から好んで食べていたと言われております。
具体的な栄養素としては
などがあります。
これだけ多くの栄養素を一つの野菜で摂ることは中々できないため
健康や美容を意識する方は積極的に食べている方が多いのです。
モロヘイヤには豊富な栄養素が含まれているため、様々な美容や健康に対しての効果が得られます。
具体的にどのような効果を得られるのかここで紹介します。
尚、ここで紹介する効果は極一部で、これだけ多くの栄養素が含まれているのですから、
様々な健康対策ができます。
モロヘイヤにはブロッコリーの19倍ものカロテンが含まれており、
野菜の中では圧倒的に多いのが特徴です。
このカロテンは体内でビタミンAに変換され、
ビタミンAは肌トラブルの大きな原因である活性酸素を除去する抗酸化作用や皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあります。
また、同じ抗酸化作用があるビタミンCも含まれることでよりお肌に良いですし、
ビタミンCにはお肌のターンオーバーを正常にしコラーゲンの生成を促す働きもありますから、
シミ、しわ、くすみなどの肌トラブルにも良い栄養素です。
さらにモロヘイヤにはビタミンエース(A・C・E)と言われている3種類のビタミンが含まれていることで、
それぞれのビタミンの働きを高める効果もあります。
モロヘイヤにはその他にもお肌に良い栄養素が含まれていますから、
肌トラブルや美肌を意識している方はおすすめの野菜です。
<関連>青汁を飲んで肌トラブルを解決!!青汁で美肌を手に入れよう!
モロヘイヤにはビタミンB群が含まれ、特にB1とB2はほうれん草の約5倍も含まれています。
そのビタミンB1・2は食べ物から摂取した糖質をエネルギーに変え、糖質の代謝を促してくれる働きがあります。
このビタミンB1.・2が不足すると脂肪が貯まりやすくなります。
また、モロヘイヤにはネバネバ成分であるムチンというものが含まれ、
ムチンは糖の吸収を抑え血糖値の上昇を遅らせる効果があります。
ですから、肥満や血糖値が高い方には是非とも摂取したい栄養素が含まれているのです。
<関連>青汁を飲んで効果的に中性脂肪を下げる?何故青汁は中性脂肪におすすめか
モロヘイヤには豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維あり、
不溶性食物繊維は腸のぜんどう運動を活発にし、お腹をすっきりとさせてくれます。
また、水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなるので腸内環境が整い、
固くなった便を柔らかくもしてくれ便通を良くしてくれます。
さらに糖の吸収を緩やかにし血糖値の上昇を抑えると共にコレステロールに吸着し体外に排出する働きもあります。
つまり、食物繊維は便秘対策だけではなく、血糖値やダイエットにも働きかける効果があるのです。
<関連>青汁で便秘を撃退!お通じ改善に効果的な青汁の飲み方まとめ
女性は鉄分不足で貧血気味の方が多いようです。
鉄分は、血中を通して酸素を体内に届けるヘモグロビンの原料となる栄養素です。
この鉄分が不足することで貧血はもちろん、酸素を体内に運べなくことから、
疲れ、筋力の低下、疲労感などに繋がります。
また、鉄分は運動や普段の生活で消費しやすく、特に女性は月経、授乳で鉄分を体外に排出してしまいます。
そのため男性に比べ鉄分を積極的に摂らなければ様々な体調不良に陥ってしまいます。
モロヘイヤには鉄分がしっかりと含まれ、ビタミンCも含まれいていることから、
鉄分の吸収量を高める働きもあります。
モロヘイヤには骨や歯を作るカルシウムがブロッコリーの約10倍も含まれ、
同じく骨を形成するビタミンKも含まれていることから、丈夫な骨と歯を作ることが可能です。
また、カルシウムには神経細胞で情報の伝達をする働きもあり、
しっかりとカルシウムを摂取すればイライラがなくなりストレス解消にもなります。
モロヘイヤは他の青汁の原料と違い、普通に食べられる野菜ですから、
料理として食べて栄養を摂取しても良いと思います。
しかし、料理に使うとなると火を通すことで栄養素が失われてしまうこともあります。
モロヘイヤを生で食べる方はいないと思いますし、サラダで食べてもさっと火を通します。
軽く火を通すだけで全ての栄養素が失われるわけではありませんから、
モロヘイヤが好きな方はそれでも良いでしょう。
しかし、あくまでも栄養素を摂取する目的でモロヘイヤのような野菜を食べるなら、
青汁の方が効率よく栄養を摂取出来ます。
青汁にはモロヘイヤはもちろん、それ以外の栄養素が豊富に含まれる原料を使っているので、
飲むだけで数多くの豊富な栄養を摂取出来ます。
もちろん、栄養素だけを考えるなら絶対にモロヘイヤである必要はありませんが、
青汁なら確実に手間なくモロヘイヤの栄養を摂ることは可能です。
とにかくどんな方法でモロヘイヤの栄養素を摂取するとしても、
健康や美容に良い事は確かなので、自分に合った方法でモロヘイヤの栄養を摂取して下さい。
モロヘイヤを含んでいる青汁はいくつかありますが、出来るだけ品質や安全性が高い物を紹介します。
具体的には、「国産の原料を使っている」、「モロヘイヤ以外でも栄養素が豊富な原料を使っている」「無添加」などです。
青汁は健康や美容のために飲むので、肝心の青汁がしっかりとしていなければ元も子もありません。
ですから、青汁を飲む際は品質がしっかりとした物を選びましょう。
モロヘイヤを含む青汁を飲みたいなら最もおすすめはやはりサンスターさんが販売している健康道場 粉末青汁です。
この青汁は栄養価が高い「モロヘイヤ」「大麦若葉」「明日葉」「ケール」「ブロッコリー」5種類の国産野菜を使っております。
そのため、他の青汁と比べて、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維、葉酸などの含有量が高い青汁です。
その栄養素は青汁一杯で約100gもの生野菜を食べた量に匹敵します。
もちろん添加物は一切使用していない安心感もあります。
ただ、一つデメリットとしては甘味料を使用していないので、
青汁特有の青臭さがあります。
今の青汁は飲みやすいように加工されていますからそれらから見れば青汁という感じがします。
ただ、その分栄養素が高く安全という証明にもなりますし、不味くて飲みないという事はありません。
また、工夫して牛乳や豆乳などと混ぜて飲めば美味しくすることも可能です。
一つだけ言える事は健康道場 粉末青汁は普通に野菜を食べるだけでは摂りきれない豊富な栄養素が詰まった青汁という事です。