青汁などに含まれる「難消化性デキストリン」という成分。
青汁以外にも様々な食品に配合されているので、成分を気にする方なら何度か目にしたことがあると思います。
実はこの難消化性デキストリンには物凄いパワーがあり、
ダイエットや健康など生活習慣病を気にする方なら是非摂取したい成分なのです。
青汁は元とより青汁を飲まない方にも是非知っていてほしい成分で、
難消化性デキストリンを配合している食物を意識的に摂るだけで身体が変化する可能性がありますから、
この機会に是非理解して下さい。
それでは難消化性デキストリンについて詳しくお話していきます。
目次
難消化性デキストリンとは、とうもろこしのでんぷんを
アミラーゼ(食物で摂取したデンプンを消化する酵素)で分解して、
その中で消化されにく成分を取り出して作れたでんぷんの一種です。
その名の通り、
難消化性→消化酵素では消化されにくい
デキストリン→でんぷん
ということです。
消化されにくいでんぷんというとあまり良いように感じませんが、
でんぷんというのは、糖質と食物繊維にわけられ、糖質は消化されますが、
食物繊維は消化されません。
つまり、消化されにくでんぷんということは食物繊維ということになります。
もっと正確にいうと難消化性デキストリンは水溶性食物繊維ということになります。
因みに水溶性コラーゲンは水に溶けやすい食物繊維ということです。
それで、何故難消化性デキストリンが注目された方というと
ポイントは、
「日本人が不足しがちな食物繊維が摂取できる」
「熱に強くに水に溶けやすく、しかもほぼ無味無臭で甘味も少ないため、様々な食品に添加しやすい」ということです。
これだけ都合よく体に必要な栄養素を効率よく摂取できる成分はそうはないので、
難消化性デキストリンは重宝されているのです。
実は難消化性デキストリンはトクホとして認定された成分で、
その効果や安全性は国も認めていいます。
実際に1,072品目のトクホ商品のうち327品目は難消化性デキストリンを配合しているのです。
それだけ効果が高く使いやすい成分だという事でしょう。
尚念のためにトクホを簡単に紹介すると、
ということです。
難消化性デキストリンの効果というのは、前述したようにダイエットと健康維持です。
メタボやコレステロール値が高い、血糖値が高い、便通が悪いなどという方にはおすすめだと思います。
何故そのような悩みや対策に効果があるのか5つのポイントを交えてみていきます。
難消化性デキストリンは腸内で水分を貯めるため、便を柔らかくし便量や回数を増やす効果があります。
実際に便秘気味な平均20.2歳の方46人に難消化性デキストリン6.0 gを含む茶を1日2包、14日間摂取させたところ排便回数や量が増えた結果もでたくらいです。
また、腸内で善玉菌を増やす効果もあります。
そのため
といった効果が難消化性デキストリンにはあります。
ですから整腸効果が高いのでダイエットだけではなく、便秘で悩んでいる方には
是非試してほしいと思います。
※栄養研究所出典
【引用】大塚製薬
食事した糖質(炭水化物)は血液中でブドウ糖に分解され(血糖)小腸に吸収されます。
それによって血糖値が上がりインスリンが分泌されるようになります。
難消化性デキストリンは、そのブドウ糖をブロックして血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
もし、ここで普通に糖質を体内に取り込むと、血糖値が上がりインスリンが異常に分泌し肥満の原因になります。
イメージとしては、
といった流れです。
ですから、太らないためにはまず血糖値の上昇を抑えることが必要で、
それをしてくれるのが難消化性デキストリンなのです。
難消化性デキストリンはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの
ミネラルの吸収を高める事が実験結果でわかっております。
ミネラルの吸収力が悪かったり、ミネラルを摂取していなかったりすると、
「便秘」「高血圧」「コレステロールの増加」「貧血」「お肌にハリが出ない」「動脈硬化」「血糖上昇」「糖尿病」などの上げればきりがなくらいの病気になる可能性が高まります。
しかしミネラルは体内に吸収されにくい栄養素ですから、ミネラルが豊富な食物を沢山食べても栄養素を取り込めない事も多いので、難消化性デキストリンを摂取して効率よくミネラルを吸収することも大切です。
難消化性デキストリンはメタボの元凶である内臓脂肪の減らす働きがあります。
ある実験結果で成人77名 (男性43名、女性34名、21~64歳、日本)が
脂質の多いハンバーグ、ポテト、パンを食べながら、難消化性デキストリンを含む飲料水を飲んだところ、中性脂肪値と内臓脂肪面積が下がった結果がでました。
しかし、誤解しないでほしいのは、続けなけばいけないという言う事です。
難消化性デキストリンを摂取して一時的に数値が下がっても止めてしまえば元に戻ります。
続ける事がポイントです。
【引用】マツタニ&レアスウィート
難消化性デキストリンは食事と同時に摂取すると摂取した脂質の吸収を抑える働きがあります。
実際に中性脂肪値とコレステロール値が下がった実績もあります。
ポイントなるのは食事をしながら同時に難消化性デキストリンを摂ることです。
同時に摂ることで脂肪の吸収を緩やかにし、その間に脂肪がエネルギーとして消費され、
より太りにくい身体になります。
難消化性デキストリンといっても、水溶性食物繊維ですし、厚生労働省やアメリカのFDA(アメリカの厚生労働省のような機関)でもその安全性は認めています。
また、難消化性デキストリンはあくまでも薬ではなく食品として摂取しますから、
副作用ということは基本ありません。
実際に難消化性デキストリンを日/30gで16週間もしくは3ヶ月摂取しても健康被害がなかった臨床結果もありました。
しかし、そうはいっても難消化性デキストリンは水溶性食物繊維ですから、
摂取しすぎると腸を活発的に動かすためお腹がゆるくなり下痢になってしまう可能性もあります。
一般的には5~10gがベストだと言われております。
もちろん、個人差もあります。
例えば、牛乳やヨーグルトのような乳酸菌製品を少し食べただけで
お腹がゆるくなる人もそうでない人もいます。
そこは自分の身体の相談しながら調整していくしかないでしょう。
また、下痢が続けば問題でしょうが、短期間なら老廃物を排出してくる役割もありますので、
全てが悪いとは言えません。
どちらせよ、難消化性デキストリンは健康に被害を及ぼす副作用のデーターは今のところはないという事です。
難消化性デキストリンは青汁やジュース、飲料水などに含まれていて、
それらを飲んで摂取するのも良いですし、粉末でも販売しているのでそれを購入するのも良いでしょう。
粉末で使う場合、難消化性デキストリンはほとんど味も臭いもなくて、
料理に入れても飲み物に入れても問題ありません。
経済的にはそちらのほうが安く済ませる事が出来ます。
しかし、青汁のサイトだから言うのではなく、
栄養はバランスが大切で、難消化性デキストリンばかり摂取しても決して健康やダイエットに良いわけではありません。
他の栄養素もしっかりと摂取することで難消化性デキストリンの効果がより高まります。
そのためにバランスよく栄養が含まれている青汁の方がベストです。
青汁には難消化性デキストリン以外にもビタミンやミネラルなど栄養素が含まれていて、
普段の食事では摂取しきれない栄養素も補給出来ます。
難消化性デキストリンの大切になるのは摂取するタイミングです。
最も大切なのは、食事と一緒に摂取することです。
出来れば、炭水化物やたんぱく質を摂取する前に飲むと良いでしょう。
というのもご飯を食べる時は生野菜(食物繊維)をはじめに食べる事で、
血糖値の上昇を抑えられると聞いた事があると思います。
それと同じ理屈で、難消化性デキストリンもご飯のはじめに摂取することで脂肪や糖質の吸収を抑えてくれます。
ただ、ダイエットや肥満とかではなく、ただ単に便通が悪くて飲む方もいると思いますので、
その場合はいつ飲んでも良いです。
タイミングはもちろん、難消化性デキストリンを摂取する量を多少増やしても問題ありません。
難消化性デキストリンを含む青汁はいくつかありますが、
その中で最もおすすめできるのは、大正ヘルスマネージ(大正製薬)の大麦若葉青汁〈難消化性デキストリン〉です。
その理由はトクホの青汁であるという事と断トツに食物繊維の含有量が多いからです。
大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁は、厳しい審査を潜り抜けその効果と安全性を国から認められたトクホの青汁です。
青汁でトクホ認定されてものはそんなに多くありません。
難消化性デキストリンを含む青汁は他にもありますが、
大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁ほど食物繊維が含まれている青汁はないと思います。
もっと言えば、この青汁の半分食物繊維が含まれていれば良いくらいです。
実際に食物繊維の含有量を見てみると、
何と1袋(6.8g)に5.9グラムの食物繊維が含まれているのです。
あくまでも目標値ですが、一日に必要な成人の食物繊維摂取量は、男性で20g以上、女性で18g以上です。
しかし実情を見てみると、男性で14.5g、女性で14gのようです。
つまり、大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁〈難消化性デキストリン〉を1杯飲むだけで、
食物繊維の必要摂取量をクリアーできるのです。
そうすることで、便秘や肥満などの対策にもなり、且つ健康的なダイエットも可能です。
難消化性デキストリンと食物繊維のパワーを味わいたいなら、
大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁〈難消化性デキストリン〉を試してみて下さい。
成分表示を見ると難消化性デキストリンではなく、デキストリンと書かれてものがあります。
デキストリンはでんぷんで炭水化物でもあります。
炭水化物は食物繊維と糖質が含まれ、それを加水分解して食物繊維を取り出したのが、
難消化性デキストリンです。
つまり、デキストリンとは炭水化物で炭水化物の多くは糖質ということになります。
ですから、ダイエットをしている際はデキストリンを出来るだけ摂取しない方が良いかもしれません。
糖質を吸収してしまうので、脂肪がつきやすくなります。
もちろん、食物繊維も含まれていますから、一概に駄目という事は言えませんが、
可能なら控えて下さい。
難消化性デキストリンは、血糖値を抑え、脂肪や内臓脂肪を抑え、便通に良く、
しかも味にクセや匂いがないので摂取しやすい、良い意味で都合の良い成分です。
まさにダイエットや生活習慣病の方には特に喜ばれる成分です。
そして難消化性デキストリンや食物繊維を最も効率的に摂取できるのが、
大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁〈難消化性デキストリン〉です。
難消化性デキストリンが含まれている他の青汁は食物繊維の含有量が少なく、
多分、難消化性デキストリンをあまり使っていないのだと思います。
難消化性デキストリンが含まれていても、食物繊維の含有量が少なければ意味がありません。
その点大正ヘルスマネージの大麦若葉青汁〈難消化性デキストリン〉は他の青汁や清涼飲料水と
比べても圧倒的に多いのです。